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亀田興毅氏 かつての「やんちゃキャラ」語る 亀田父と考えた壮大な戦略「嫌われ者の方が…」

[ 2022年8月12日 12:10 ]

亀田興毅氏
Photo By スポニチ

 元世界3階級制覇王者で、ボクシングイベント「3150FIGHT」を手がける亀田興毅ファウンダー(創業者、35)が11日配信のABEMA「迷えるとんぼちゃん」(木曜後11・00)にゲスト出演。かつての「やんちゃキャラ」について語った。

 亀田3兄弟と父の二人三脚は大きな脚光を浴び、現在自身が父となった亀田氏は「中学くらいからお母さんが離れたので、親父が仕事もしながらボクシングも教えて、ご飯も作ってっていう家庭。親になって親父って全部一人でやってたんやと。すごいなあと。そこまでやったから3人世界チャンピオンにできたんでしょうね」としみじみ。「親父はド素人だったんで、(ステージが上がっていくごとに)トレーナーを変えろ、プロのトレーナーつけろと言われたけど、自分はそうじゃないなって思って。親父が教えて世界チャンピオンになることに意味がある。3兄弟で世界チャンピオンになれば親父を世界一のトレーナーにできると」と固い絆があったと明かした。

 MCの加藤浩次から「デビュー当時のやんちゃキャラはキャラ乗っけてた部分もある?」と聞かれ、「10代の時とかは作ってた部分もあるけど、(素で)そのキャラでもありましたけどね。年齢重ねて変わっていった部分はありますね」と回想。

 ビッグマウスなキャラは「デビューする時に親父と考えた。正統派とヒールがあったら、ヒールの方が世の中に名前が広がるのが早いと。嫌われ者の方が。明日頑張ります、勝ちますでは活字で大きくならない。あんなんシバくとか、1ラウンドKOするんやとか言えば活字は大きくなる。当時はSNSとかなかったから新聞のトップをとるために人がやらんことやろうと。それでパフォーマンスやろうとなったんですよ」と振り返った。

 「フライパン曲げろとかチキン食えとか。前日に打ち合わせやるんです。こっちは減量でフラフラなのに、フライパン曲げろと言われた時、かたくて曲がらんわってなったことがあって。そしたら親父が100均でペラペラのやつ買ってきて。女性でも曲げられるくらいふにゃふにゃなやつ。それで簡単に曲げすぎるのもダメだから曲げる練習して。それを計量前日にやってました。そん時は恒例になってたんで面白かった。親父はずっと試合前から注目されて試合出なあかんって言ってましたから」と語った。

 いまだに世間からはヒールのイメージが強いが、「さすがにもう嫌われたくない。(謝罪会見で)1億人を敵に回しましたから」と苦笑していた。

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2022年8月12日のニュース