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赤井英和の長男・英五郎がプロ2戦目で初勝利 アッパーで倒し2回TKO勝ち

[ 2022年7月2日 18:00 ]

<ミドル級東日本新人王 赤井英五郎・マッチョパパ一基> 2回、父・赤井英和(奥右)が見つめる中、パンチを繰り出す赤井英五郎 (撮影・光山 貴大)
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 “浪速のロッキー”と呼ばれた元プロボクサーで俳優の赤井英和(62)の長男・英五郎(27=帝拳)がプロ初勝利を挙げた。2日に東京・後楽園ホールで行われた東日本ミドル級新人王予選で、デビュー戦のマッチョパパ一基(33=協栄新宿)に2回50秒TKO勝ち。昨年9月のデビュー戦は1回TKO負けだったが、2戦目で白星をマークした。

 序盤から大振りのマッチョパパのパンチを被弾したが、左フックをヒットさせるなど徐々に反撃。2回に右アッパーを顎に打ち込むと相手は大の字にダウン。レフェリーがすかさず試合をストップし、マッチョパパは担架で運ばれた。

 赤井は父の現役時代の映像などを編集した映画「AKAI」で監督デビューし、9月9日の全国公開が決まったばかり。もともと趣味で動画編集を行っていたが、「形に残したい。コロナ禍の社会を勇気づけたい」と米国留学時代に映像を学んだ経験を生かし、新型コロナウイルスによる自粛期間中にノートパソコン1つで作業を終えた。次作の予定はなく「ボクサー第一で活動している」と話していたが、2戦目で記念すべき第一歩を記した。

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