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【RIZIN】平本蓮 MMA転向後初勝利!打撃の展開でスプリット判定勝利「次は平本蓮の時代です!」

[ 2022年7月2日 20:10 ]

RIZIN.36   ○平本蓮ー鈴木博昭● ( 2022年7月2日    沖縄アリーナ )

鈴木(右)にキックを見舞う平本(C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「RIZIN.36」が2日に沖縄アリーナで開催された。朝倉海(トライフォース赤坂)の右拳負傷による欠場で急きょメインイベントになった平本蓮(Roufu sport)と鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)の一戦は、平本が判定2ー1で勝利を飾り、MMA転向後初勝利を挙げた。

 MMA転向後2連敗で崖っぷちの平本は公開練習後に「打撃だけでいきます」と明言通り1Rから打撃を中心に戦っていく。その中で相手にタックルを仕掛けられるがしのいだ。その後も打撃の展開のまま1Rは終了。2Rは打撃を当てながらも相手のパンチを被弾する場面が増えて終了した。3Rは打撃の展開が続く中で平本はパンチのコンビネーションからボディブローにつなげる場面も。残り1分から組みの展開で両者投げるしぐさを見せたが投げ切ることは出来ずに試合は終了した。

 判定は1人目は平本、2人目は鈴木とジャッジが分かれた中で3人目は平本で判定2―1で勝利した。

 試合後は「MMAは甘くないよ、鈴木くんアマチュア修斗からやり直した方が良いよ」とMMAデビュー戦で萩原京平(SMOKER GYM)に敗れて言われた言葉をオマージュした。最後に「天心VS武尊が終わって、朝倉兄弟の時代も終わって、次は平本蓮の時代です!」と締めた。

 平本は20年大みそかにMMAデビューしたが萩原に2回TKO負け。1年3カ月ぶり復帰戦となった今年3月にはKNOCK OUT―BLACKスーパーライト級王者の鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に敗れてMMA2連敗となった。

 今回は3カ月ぶりの試合になるが「試合のスパンが短いので変な緊張感はないです。これぐらいの間隔がいいなと思います」と話し、減量についても「試合がない時も節制はしてるので、今回は減量幅がないです。試合が近くなると減量に労力を使ってしまうので、そういうのもなかったです。メンタル的にも体調的にもいい感じです」とコンディションは良さを話していた。

 「どんな展開でも勝利を掴みたい」という言葉通りMMA転向後3戦目でMMA初勝利となった。

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