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井上尚弥 ドネア戦1ラウンド目の鮮烈右ストレート 「意外と抜けて感触ないんですよ」

[ 2022年6月12日 13:07 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 日本人初のボクシング世界3団体統一王者、WBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が12日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演した。

 井上は7日に、2年7カ月ぶりの再戦となったノニト・ドネア(39=フィリピン)を2度倒して、圧巻の2回1分24秒TKO勝ち。WBA王座7度目、IBF王座5度目の防衛に成功し、WBC王座を獲得した。

 レギュラーの前園真聖から「1ラウンドで右ストレートでダウンを奪った後、試合後に感触がなかったとおっしゃってたんですけど、ホントに当たってたら、1ラウンドで終わってたんじゃないかと思う。実際はどうだったんですか?」と聞かれ、井上は「よく言われるのが、決めパンチというか、倒すぞって打ったパンチ以外で倒れたパンチは意外と抜けて感触ないんですよ。ダメージはすごくあるんですけど。自分ではどのパンチで倒したか、わからない時があるんです」と明かした。

 「2ラウンド目、ドネアは足に来てましたね。2ラウンド目のゴングが鳴った瞬間に出てきたので回復したのかなって思って。ちょっと強いパンチ当てたら、足に来てたので、まだダメージ残ってるなって。足ふらついたのを見て、もう(倒しに)行こうと。それまでは1ラウンド終わってセコンドに戻った時、陣営には2ラウンド目いかないよって言ってたんですよ」と当時の状況を振り返った。

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2022年6月12日のニュース