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井上尚弥 2年7カ月前のドネア戦 「ドネアにまだまだやれるっていう気持ちをよみがえらせてしまった」

[ 2022年6月12日 12:56 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 日本人初のボクシング世界3団体統一王者、WBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が12日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演した。

 井上は7日に、2年7カ月ぶりの再戦となったノニト・ドネア(39=フィリピン)を2度倒して、圧巻の2回1分24秒TKO勝ち。WBA王座7度目、IBF王座5度目の防衛に成功し、WBC王座を獲得した。

 前回、19年11月の対戦では両者流血し、井上の判定勝ち。ドラマティックな展開が名勝負と称えられ「ドラマ・イン・サイタマ」と称された。

 コメンテーターの「ダウンタウン」松本人志は「前回のドネア戦で、井上チャンピオンがドネアのネジ巻いたというか。ドネアはさらに強くなっちゃった。その後、ドネアはすごくいい試合して。WBCのベルトを持って現れたという、ここにもドラマがあって。言い方悪いけど、ドネアに力を与えてベルト持ってきてもらったみたいな感じが僕の中ではあった」と述べた。

 井上は「あの試合でドネアにまだまだやれるっていう気持ちをよみがえらせてしまったし、日本のファンや海外のファンのドネアに対しての評価を上げてしまったなと。勝ちながらも評価を上げてしまったのが納得いかないですよね…」と率直な思いを口にした。

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2022年6月12日のニュース