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井上尚弥 ドネア戦「ドラマにするつもりはない」発言の真意 「納得がいかなかった」こととは

[ 2022年6月12日 12:54 ]

井上尚弥
Photo By スポニチ

 日本人初のボクシング世界3団体統一王者、WBAスーパー&WBC&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(29=大橋)が12日、フジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)にゲスト出演した。

 井上は7日に、2年7カ月ぶりの再戦となったノニト・ドネア(39=フィリピン)を2度倒して、圧巻の2回1分24秒TKO勝ち。WBA王座7度目、IBF王座5度目の防衛に成功し、WBC王座を獲得した。

 前回、19年11月の対戦では両者流血し、井上の判定勝ち。ドラマティックな展開が名勝負と称えられ「ドラマ・イン・サイタマ」と称された。

 「今回の試合をドラマにするつもりはない」と発言した時の真意を聞かれ、井上は「まず、WBSSの決勝優勝して、ドネアに勝って、あの試合をドラマ・イン・サイタマと言われたのが自分としては納得いかなかった。試合を見て、ドラマだと。自分は(骨折して)すごい悔しい思いをしたんですよ」と率直な思いを述べた。

 「準備もしてきたし、勝ち方も想定していた中で眼窩底骨折してしまって、あの戦い方を選択しなければならない状況でああいう結果になった。第2戦、両目が万全でやるなら、あの内容には絶対にならないぞという気持ちもありましたし。ドラマ・イン・サイタマ2とうたってましたけど、今回は圧倒的に勝って、ドラマは完結すると思っていた」と述べた。

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2022年6月12日のニュース