京口紘人 那須川天心のRIZINラストマッチを語る!対戦が噂されていた“あの”選手についても絶賛
WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(28=ワタナベ)が11日に自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年大みそかの「RIZIN.33」でRIZINスタンディングバウトスペシャルルールで行われたキックボクシング45戦無敗の那須川天心(23=TARGET/Cygames)のRIZINラストマッチについて語った。
那須川のRIZINラストマッチはKO、TKOの決着のみで判定なしのRIZINスタンディングバウトスペシャルルールとして3分2Rのキック無しのボクシングに準じた形の打撃の試合で元PRIDEライト級王者の五味隆典(43=イーストリンカンラスカルジム)と対戦して真っ向勝負を演じた。
13.3キロの体重差もあったため「本来の天心の強さじゃないですし、相手も五味選手で体重差もあったわけで」と話し始めた京口。「体つきも天心はめちゃくちゃゴツかったですよ」と天心の体つきに驚いたようだ。そのため「あれでボクシングの技量を測るというのは、できないっすね。ボクシングルールでやってたけどパンチスピードのキレとかは本来の天心の動きじゃないと思いました」とあの試合では天心のボクシングテクニックなどは見れなかったと話した。「あれだけ数字を持っている選手ですし、注目されている選手なのでああいうエキシビションでも盛り上がりますよね」と数字を持っている那須川だからエキシビションマッチでも盛り上がったと語った。
残される那須川のキックボクシングの試合は残り2試合。来年4月2日に開催されるRISE代々木大会がRISEでのキックボクシングラストマッチとなる。本来は4月の試合でキックボクシングを卒業する予定だったが、キックボクシングへの「ケジメ」として来年6月にファン待望のドリームカードであるKー1史上初の3階級王者で現スーパー・フェザー級王者武尊(30=SAGAMI―ONO KREST)との一戦がキックボクシングラストマッチとなる。京口は「本来なら3月か4月で最後って言ってましたけど、6月に武尊選手との対戦が決まったから定かでないですよね。今後何試合とかわからないですけどね」と語った。
そして今回、那須川と対戦されるのではないかと噂されていたムエタイファイターで“ポスト天心”の声が挙がっているBOMフライ級初代王者の吉成名高(20=エイワスポーツジム)についても「あの子めちゃくちゃ強い!」と試合を生で見た時の印象も含めて絶賛した。1年前から吉成に那須川戦のオファーを出していたと明かした上で那須川との試合が決まらずRIZINの榊原信行CEOは会見で「手のひらの上に乗せられたチャンスをその場で掴めなかったらスターなんかになれないと思うので本当に残念」と辛らつなコメントをしていた。京口は吉成サイドの気持ちも理解した上で榊原CEOのコメントに「厳しい~と思って、名高選手からしたら腑に落ちないというか違った感じで伝わるじゃんと思いましたね」と話し、今後も吉成の試合は楽しみだという。
動画では他の試合についての感想も話している。
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