×

35歳・福永 スコア以上に感じた世界の壁…引退示唆「これ以上はないかな」

[ 2022年1月1日 05:30 ]

WBO世界スーパーフライ級タイトルマッチ12回戦   ●同級6位・福永亮次 判定0ー3 同級王者・井岡一翔〇 ( 2021年12月31日    大田区総合体育館 )

<BO世界スーパーフライ級タイトルマッチ>7回、福永(右)を攻める井岡(撮影・会津 智海)
Photo By スポニチ

 35歳の世界初挑戦は4階級制覇王者の厚い壁にはね返された。2~8点差をつけられて0―3の判定負け。福永はスコア以上に大きな差を感じていた。

 「世界を肌で感じた。パンチを全部逃がされている感じがして自分のボクシングをさせてもらえなかった」。型枠大工として働きながらボクサーを続け、代役ながら巡ってきた世界戦のチャンス。急仕上げだったことは「影響はない」と言い訳にせず、「人生を変えたかったけど、結果を出さなきゃ何も言えない」と唇をかんだ。

 今後については「ゆっくり休んで考えたい」としたが、「これ以上はないかな」と引退にも含みをもたせた。

続きを表示

2022年1月1日のニュース