カシメロ代替試合も中止　バトラーがアグベコとの対戦拒否？

WBO王者のカシメロ
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　WBO世界バンタム級王者ジョンリール・カシメロ（32＝フィリピン）が体調理由にキャンセルした防衛戦の代替として11日（日本時間12日）にUAEのドバイで行われる予定だった同級1位ポール・バトラー（33＝英国）と同級10位ジョセフ・アグベコ（44＝ガーナ）の暫定王座決定戦が中止された。主催するプロモート会社プロベラムが試合当日になってSNSで「バトラーとアグベコのWBOバンタム級暫定タイトル戦は今夜のイベントでは、もう行われない」と発表した。

　当初、カシメロはバトラーと5度目の防衛戦を行うはずだったが、ウイルス性胃炎のために入院したとして前日計量に臨むことができず、試合をキャンセル。バトラーとアグベコの試合が組まれ、WBOが暫定王座決定戦として承認していた。プロベラムは正式な中止の理由を明らかにしていないが、バトラー側が対戦を拒否したという情報もある。

　興業はIBF世界フライ級タイトルマッチをメインに行われ、王者サニー・エドワーズ（25＝英国）が同級3位ジェイソン・ママ（24＝フィリピン）に3―0で判定勝ちし、初防衛に成功した。