世界選手権帰りの秋山佑汰が初戦突破で4強入り パリ五輪へ岡澤セオンとの代表争いも辞さず

[ 2021年11月26日 17:58 ]

ボクシング全日本選手権第3日 ( 2021年11月26日    東京・墨田区総合体育館 )

<2021全日本ボクシング選手権 男子ウェルター級2回戦 秋山佑汰・田中空>2R、前に出てくる田中をいなし右をヒットさせる秋山(撮影・長久保 豊)
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 男子ウエルター級2回戦で世界選手権ライトミドル級代表の秋山佑汰(自衛隊)が田中空(東洋大)に5―0で判定勝ちし、27日の準決勝へ進出した。

 サウスポーの秋山は1回戦で豪快なKO勝ちを収めた田中を鋭い右ジャブで翻弄(ほんろう)し、多彩なパンチをヒット。重量級ながら世界選手権で1勝を挙げた実力を見せつけて初戦を突破し「考えてやるボクシングができた」と笑顔で汗をぬぐった。

 生命線である右のリードジャブが海外選手にも通用し「今までで一番経験になった」という世界選手権から帰国後、千葉県内の隔離施設でトレーニング。コンディション維持に努めるとともに、世界選手権で金メダルを獲得したウエルター級の岡澤セオン(INSPA)、バンタム級の坪井智也(自衛隊)と映像を使ったミーティングにも時間を費やした。日本初の快挙を達成した2人が「輝いて見えた」と悔しさも募ったが、「僕のボクシングをほめてくれた。こう考えて戦えばいいなどと話した」と、“考える”スタイルに自信を持つことができたという。

 元プロボクサーの父・剛さんの影響でボクシングを始めた。左右両効きでボクシングは当初オーソドックスだったが、ジム入門時に左構えを勧められて受け入れ、サウスポーになった。世界選手権直後の今大会は欠場する選択肢もあったが、岡澤らの快挙に刺激を受けて迷わず出場を決断。「自分は大きな勲章がないので、全日本王者という自信をつけたい」と初優勝を宣言する一方、24年パリ五輪へ向けては「岡澤さんから逃げて目指すつもりはない」とウエルター級で勝負する考えも明かした。

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