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カシメロ、4度目の防衛に成功 リゴンドー撃破、次は尚弥orドネア?

[ 2021年8月15日 13:08 ]

WBO王者のカシメロ
Photo By スポニチ

 プロボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は14日(日本時間15日)、米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで行われ、王者ジョンリール・カシメロ(32=フィリピン)が挑戦者で同級4位のギレルモ・リゴンドー(40=キューバ)に2―1で判定勝ちした。

 カシメロは19年4月に暫定王座を獲得し、同11月にはゾラニ・テテ(南アフリカ)との統一戦を3回TKOで制して正規王者に昇格。昨年9月のデューク・ミカー(ガーナ)戦以来、約11カ月ぶりのリングとなった今回の試合では、アマチュアで五輪2連覇、プロで2階級制覇した難敵を退け、暫定王座を含めて4度目となる防衛に成功した。

 昨年4月にWBA&IBF統一王者・井上尚弥(大橋)と3団体統一戦を行う計画だったが、新型コロナウイルスの世界的流行のため、延期に。今回の試合も1度は対戦相手がWBC王者ノニト・ドネア(フィリピン)に変更されながら、両陣営がSNSで非難し合うなどドタバタの末、“元サヤ”に収まる形でリゴンドーとの対戦となった。

 カシメロは「次はドネアかイノウエ」と話しており、4団体を目指す井上と対戦に近づいている。

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2021年8月15日のニュース