井上尚弥　カシメロの勝利を歓迎し、堂々のKO宣言「問答無用で倒します」　

井上尚弥（AP）
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　プロボクシングのWBO世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は14日（日本時間15日）、米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで行われ、王者ジョンリール・カシメロ（32＝フィリピン）が同級4位ギレルモ・リゴンドー（40＝キューバ）に2―1で判定勝ちし、4度目の防衛に成功した。

　WOWOWの生中継のゲスト解説を務めたWBA＆IBF世界同級統一王者の井上尚弥（大橋）は「正直、この試合は“カシメロ頑張れ”と思っていた」とカシメロの勝利を歓迎。以前から挑発を続けているフィリピン人王者に対し、「自分が叩きのめしたいと心の底から思った。日本のファンの期待に応えたい」と話した。

　次戦については、WBC王者ノニト・ドネア（フィリピン）との対戦に向けて交渉が進められていることを明かしつつ、現在の心境は「いち早くカシメロとやりたい気持ちになった」とし、「倒します。問答無用で倒します」と宣言した。