尚弥が予想「リゴンドー有利」も…カシメロの一発KOも指摘

WBO世界バンタム級タイトルマッチ   王者ジョンリール・カシメロ《12回戦》同級4位ギレルモ・リゴンドー （ 2021年8月14日    米カリフォルニア州カーソン ）

前日計量でカシメロ（右）にサングラスを外すように要求したリゴンドー
Photo By ゲッティ＝共同

　前日計量が13日（日本時間14日）に行われ、王者カシメロ、挑戦者リゴンドーともに一発でパスした。フェースオフでは、リゴンドーがカシメロにサングラスを外すように要求。受け取ったサングラスを自分がかけて会場の笑いを誘った。

　4団体統一実現への対抗王者となる2人の一戦は、WBA＆IBF統一王者・井上尚弥（大橋）も注視している。先月のジムワーク再開時には「リゴンドーがしっかり戦えば判定勝ち。でも、カシメロは一発があるので早いラウンドでのKO勝ち。普通なら、その2パターン」と予想。その上で「カシメロの大振りのパンチはカウンターの格好の餌食。リゴンドーのKO勝ちもある」と指摘した。

　ブックメーカー各社のオッズは、bet365社がカシメロ勝利に1・37倍、リゴンドー勝利に3・15倍を設定するなど王者有利だが、「判定勝ち」に限定すると、カシメロ5・0倍に対してリゴンドー3・6倍と逆転する。