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井岡一翔にJBCから謝罪文「すっきり解決ではないが一つのけじめ」

[ 2021年7月13日 05:30 ]

謝罪文を井岡(左)に手渡し頭を下げるJBC・永田理事長
Photo By スポニチ

 WBO世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(32=Ambition)が12日、都内のホテルで会見し、日本ボクシングコミッション(JBC)の永田有平理事長(66)から謝罪文を受け取った。井岡は昨年12月の防衛戦でJBC側の不手際によりドーピング違反を疑われた。

 一連の騒動では、名誉が傷つけられただけでなく、SNSで家族への中傷もあった。JBCに対し、内容の伴った謝罪を求めていた井岡は「すっきり解決したという気分ではないが、一つのけじめとして受け入れた」と説明。「今後は防衛戦に勝つことへのトレーニングに集中していきたい」と前を向いた。次戦は同級2位フランシスコ・ロドリゲス(メキシコ)と対戦する交渉が進められている。

 会見に同席した永田理事長は、検査体制の改善を約束し、情報漏えいの原因究明に向けた委員会を立ち上げたと説明。進退伺を提出したことも明かし、自身の責任について「理事会で審議してもらいたい」と話した。

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2021年7月13日のニュース