川満俊輝、王者・重岡討ちに闘志「相手の気持ちを折るつもり」　

＜WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ＞前日計量をクリアし、オンライン取材に応じた朝鮮戦の川満
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　プロボクシングWBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ12回戦（14日、後楽園ホール）の前日計量が13日、東京都内の病院で行われ、王者・重岡銀次朗（21＝ワタナベ）はリミット（47.6キロ）を100グラム下回る47.5キロ、挑戦者で同級3位の川満俊輝（25＝三迫）は300グラムアンダーの47.3キロでともに一回目でパスした。

　当初、5月23日に予定されていた試合が延期となったが、計量後にオンライン取材に応じた川満は「自分にとってはプラスになる部分が多かった。練習も増えたので良かったと思う」と強調。「小柄だけど、パンチもあり、スピードもあって気の抜けない相手」と重岡の印象を語り、「覚悟して練習してきた。自分もガンガン行くスタイルなどで必ず打ち合う場面はある。相手の気持ちを折るつもりで闘いたい」と意気込みを語った。

　プロでは初めてサウスポーと対戦となるが、同じ三迫ジムに所属する元日本王者の中川健太、全日本新人王を獲得した宝珠山晃、さらにWBO世界フライ級王者・中谷潤人（M.T）らとスパーリングを行うなど対策は万全。プロ7戦目でタイトル初挑戦となることについて「一戦一戦、大事に闘ってきたけど、こうやってチャンスが来たのは運もあると思う。ぜひチャンスをものにしたい」と闘志を燃やしていた。