×

王者・重岡銀次朗 V2戦に自信「必ず倒して勝つ」

[ 2021年7月13日 16:34 ]

<WBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ>前日計量をクリアし、オンライン取材に応じた王者・重岡銀次朗
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBOアジアパシフィック・ミニマム級タイトルマッチ12回戦(14日、後楽園ホール)の前日計量が13日、東京都内の病院で行われ、王者・重岡銀次朗(21=ワタナベ)はリミット(47.6キロ)を100グラム下回る47.5キロ、挑戦者で同級3位の川満俊輝(25=三迫)は300グラムアンダーの47.3キロでともに一回目でパスした。

 熊本・開新高で高校5冠を達成し、プロ4戦目で王座を獲得した重岡にとって19年12月以来、2度目の防衛戦。1年7カ月ぶりの試合となるが、すでにWBA10位、WBC9位、IBF11位、WBO10位と主要4団体で世界ランク入りしており、世界挑戦に向けてステップアップを狙う試合となる。

 計量後にオンラインで取材に応じた重岡は「何回とは言わないけど、必ず倒して勝ちます」と力強く宣言した。コロナ禍で昨年は1試合もできず、今回も5月に予定された試合が延期になった。「モチベーションはやられたけど、そこで進化できたので今は良い期間だったと思える」と前向きに捉えている。

 挑戦者の川満に対しては、「しつこく前に出てくる。スタミナもパンチもあるイメージ」と警戒しつつ、「手こずるようじゃダメ。初めて日本人相手なので今の自分の実力を見てもらえるチャンスだと思う」と表情を引き締めていた。

続きを表示

2021年7月13日のニュース