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ドネア、4回TKO勝利で王座返り咲き!「井上尚弥ともう一度戦いたい」

[ 2021年5月30日 13:53 ]

ノニト・ドネア
Photo By スポニチ

 プロボクシングWBC世界バンタム級タイトルマッチ12回戦は29日(日本時間30日)、米カリフォルニア州カーソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで行われ、挑戦者で元世界5階級制覇王者のノニト・ドネア(38=フィリピン)が王者ノルディーヌ・ウバーリ(34=フランス)に4回TKO勝ち。バンタム級上最年長王者となった。

 ドネアは3回に“宝刀”左フックで最初のダウンを奪うと、終了のゴングと同時に再び左フックがサク裂。なんとか立ち上がったウバーリだったが、ドネアは続く4回、左フックから右、そして最後は左アッパーでウバーリを沈めた。

 2019年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)決勝で井上尚弥(大橋)に敗れた。1年半ぶりの試合で王座返り咲きを果たしたドネアは「私にはまだ成長できる能力がある。年齢は重要ではない。あの時、イノウエに勝てなかったが、もう一度戦いたいと思っていた」と話し、「きょうの試合に勝ちたかったのは、そのためだ」と、井上との再戦を強く訴えた。

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2021年5月30日のニュース