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リナレス 王座返り咲きならず…13歳下の王者ヘイニーに判定負け

[ 2021年5月30日 13:40 ]

<WBC世界ライト級タイトルマッチ>前日計量をパスし、フェースオフする王者デビン・ヘイニー(左)とホルヘ・リナレス。中央はマッチルーム社のエディー・ハーン氏 (C)Ed Mulholland/Matchroom.
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 プロボクシングWBC世界ライト級タイトルマッチ12回戦は29日(日本時間30日)、米ネバダ州ラスベガスのマンダレイ・ベイ・カジノ&リゾートで行われ、挑戦者の同級4位ホルヘ・リナレス(35=帝拳/ベネズエラ)は王者デビン・ヘイニー(22=米国)に0―3で判定負けした。ヘイニーは3度目の防衛戦に成功した。

 元世界3階級制覇王者リナレスにとってはワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に敗れてWBA同級王座から陥落した18年5月以来、3年ぶりの世界戦。会場のマンダレイ・ベイ・カジノ&リゾートは07年に初めて世界タイトルを手にした場所。この日は愛娘クロエちゃんの4歳の誕生日だったが、王座返り咲きを果たすことはできなかった。

 リナレスは序盤からプレスをかけたが、手数の多いヘイニーのパンチを浴び、相手の打ち終わりを狙ったパンチも空振りが目立った。終盤はヘイニーのクリンチに反撃の糸口をつぶされ、ジャッジ3者の採点は112―116×2、113―115。13歳下の王者に逃げ切りを許した。

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2021年5月30日のニュース