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千本瑞規、ボクシング界のゆうこりん”と対戦 世代交代へ「ここは通過点」 

[ 2021年4月20日 20:35 ]

オンラインで記者会見したワタナベジムの5選手。左から千本瑞規、谷口将隆、重岡銀次朗、谷山佳菜子、湯場海樹(ワタナベジム提供)
Photo By 提供写真

 5月に東京・墨田区総合体育館で開催されるプロボクシングの興行でタイトルマッチに臨むワタナベジムの5選手が20日、オンラインで記者会見し、意気込みなどを語った。

 前日本女子ミニマム級王者の千本瑞規(26=ワタナベ)は元WBC女子世界ミニフライ級王者の黒木優子(30=YuKO)と東洋太平洋女子ミニマム級王座決定戦を行う。

 19年6月に国内最速タイのプロ2戦目で日本タイトルを獲得した千本だが、初防衛戦が怪我のため中止となり、王座返上。昨年12月に予定されていた東洋太平洋女子ミニマム級王座挑戦は延期された後、中止となった。実に1年11カ月ぶりの試合だが、「自分自身とたくさん向き合うことができた。いろんな自分を知って成長できた」とプラスに捉えている。

 対戦相手の黒木は“ボクシング界のゆうこりん”と呼ばれるアイドルボクサーで、19年4月以来、2年1カ月ぶりのリングとなる。千本は「元世界チャンピオンで人気もある選手だけど、自分は世界しか見ていないので、ここは通過点。勝って次につなげたい」と世代交代に自信を示した。 

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2021年4月20日のニュース