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日本ミニマム級王者・谷口将隆 5・22初防衛戦で仲島辰郎と対戦「実力差を見せたい」

[ 2021年4月20日 19:44 ]

オンラインで記者会見したワタナベジムの5選手。左から千本瑞規、谷口将隆、重岡銀次朗、谷山佳菜子、湯場海樹(ワタナベジム提供)
Photo By 提供写真

 5月に東京・墨田区総合体育館で開催されるプロボクシングの興行でタイトルマッチに臨むワタナベジムの5選手が20日、オンラインで記者会見し、意気込みなどを語った。

 日本ミニマム級王者・谷口将隆(27)は来月22日に同級1位・仲島辰郎(26=平仲)と初防衛戦。新型コロナウイルス感染拡大が続く状況とあって、「まずは体調に気を付けて当日、万全の状態で試合に臨みたい」と体調管理を一番の目標に掲げた。もちろん、体調さえ万全なら負けないという自信の裏返しだ。

 当初は昨年3月に王座決定戦が予定されていたが、コロナ禍で延期。谷口は「半年は試合はないだろう」と割り切り、その期間を体作りに充てた。フィジカル強化のため、パーソナルトレーナーと契約し、週2回のトレーニングを実施。パワーアップの成果もあって12月に王座を獲得した。

 同期のWBA世界ライトフライ級スーパー王者・京口紘人(27)の米国でのV3戦に同行。「世界へ」の思いはさらに強くなった。18年11月に獲得したWBOアジアパシフィック王座は世界挑戦のため、防衛しないまま返上しており、今回が初めて挑戦者を迎える立場となる。仲島について「スタミナがあって強い」と印象を語り、「相手のペースに飲み込まれなければ問題ない」と断言。現在はWBO世界1位にランクされる谷口は「それ相応の実力差を見せたい」と力を込めた。

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2021年4月20日のニュース