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重岡銀次朗 1年5カ月ぶりV2戦で川満俊輝と対戦「早いラウンドで終わる」

[ 2021年4月20日 21:03 ]

オンラインで記者会見したワタナベジムの5選手。左から千本瑞規、谷口将隆、重岡銀次朗、谷山佳菜子、湯場海樹(ワタナベジム提供)
Photo By 提供写真

 5月に東京・墨田区総合体育館で開催されるプロボクシングの興行でタイトルマッチに臨むワタナベジムの5選手が20日、オンラインで記者会見し、意気込みなどを語った。

 WBOアジアパシフィック・ミニマム級王者・重岡銀次朗(21=ワタナベ)は5月22日に同3位・川満俊輝(25=三迫)と2度目の防衛戦。今月8日から12日まで宮古島合宿で徹底的に走り込んだ重岡は、この日12ラウンドのスパーリングを敢行。試合までさらに4度12ラウンドのスパーを行う計画を明かした。

 挑戦者の川満については「前にドンドン出てくる選手。パワーがあってスタミナもある」と評価。19年12月の初防衛戦では5回TKO勝ちしたものの、ダウンを喫する場面もあっただけに「くだらないパンチをもらわないようにしたい」と表情を引き締めた。

 19年7月に国内最速タイのプロ4戦目で王座獲得し、初防衛にも成功と、順風満帆だったプロ生活はコロナ禍で大きく変化した。試合が決まらない時期は「モチベーションが落ちて練習が楽しくなかった。何のためにやってるのか分からなくなった」と葛藤の日々。「世界戦を戦うことを想像」して乗り越えた。

 スタミナを強化してきたが、「早いラウンドで終わるイメージ」と早期KO勝利を予告。1年5カ月ぶりのリングで蓄積してきた力と思いを爆発させる。

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2021年4月20日のニュース