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YouTuberシバター HIROYA相手に一度はドローも…審判団協議で一転勝利に

[ 2020年12月31日 16:02 ]

RIZIN.26   〇シバター―HIROYA ( 2020年12月31日    さいたまスーパーアリーナ )

<RIZIN26 第3試合 シバター×HIROYA>シバターのアームバーががっちり決まりHIROYAがタップしたような動作。ビデオ検証の結果、シバターの勝利に変更される(撮影・篠原岳夫)
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 過激な動画投稿で知られるユーチューバーでもあるシバター(35=フリー)が格闘家としての実力を披露した。試合直前まで明かされなかった対戦相手はK―1などで活躍したHIROYA(28=TRY HARD GYM)。試合は1Rがキックボクシングルール、2Rが総合格闘技ルールの3分2Rのミックスルールで実施された。自身のYouTubeでは朝倉兄弟らと絡む動画なども挙げているが、この日は本気モード。圧倒的に不利なはずの1RではHIROYAの頭が下がったところで右アッパーを当ててダウンを奪った。2Rはグラウンドで腕十字固めに入るなど、格闘家らしさを存分に見せた。

 KOを期待していたファンも多かっただけに、判定なしの引き分けという結果には「おめでとうなのかな」と複雑な表情だったが「いつも通り自分らしさを出したかな」と納得。「すぐに控室に戻って動画を撮って、YouTubeの再生数につなげたい」とユーチューバーとしての収穫にも自信をのぞかせていた。

 いったんは引き分けとなったが、腕十字固めで攻めているところで、HIROYAがタップしたような動作があったため、試合後に審判団がVTRを確認。協議の結果、タップと認定し、2R2分38秒でシバターの勝ちとなった。

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