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天心VS武尊、21年実現へ動く 武尊「中立なリングをつくってやりたい」

[ 2020年12月31日 23:56 ]

「RIZIN26」で試合をリングサイドで観戦した武尊(左)が那須川に声をかける
Photo By スポニチ

 キックボクシング界の“神童”那須川天心(22=TARGET/Cygames)とK―1スーパーフェザー級王者の武尊(29=SAGAMI―ONO KREST)の対戦が実現に向けて大きく前進した。RIZIN.26で行われた那須川天心の試合を武尊がリング下で観戦。その後に取材に応じた武尊が、21年の対戦に向けて動いていることを明かした。

 長年、対戦が熱望されながら団体の壁などに阻まれて実現しなかったビッグカード。その間も武尊は動いていた。大会終了後の取材には「格闘技界がもっと大きくなっていく試合にしないといけない」と語り、那須川が主戦場とするRISE、RIZINや武尊のK―1ではなく「中立なリングをつくってやりたい」と構想を明かした。

 那須川はキックボクシングで38戦全勝としたリング上でマイクを握ると、武尊に向けて「本当にありがとうございます。一緒に格闘技界を盛り上げましょう」と話した。リングを下りると2人だけで言葉を交わした。

 武尊は1月24日にK―1の試合があり、近い将来のボクシング転向を視野に入れている那須川は2月28日にRISEでの試合が決まっている。両者が勝つことが大前提ではあるが、武尊は「(2人とも)絶対に負けない」と信じ切っている。その2試合が終わった後、両雄は最接近に向かっていく。

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2020年12月31日のニュース