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堀口恭司 MSG前の特設練習場で公開練習 抜群の仕上がり見せる

[ 2019年6月13日 17:54 ]

マジソンスクエアガーデン前の特設練習場で公開練習を行った堀口恭司
Photo By スポニチ

 6月14日(日本時間15日)のベラトール世界バンタム級タイトルマッチ(マジソン・スクエア・ガーデン)に出場する堀口恭司(28)は12日(日本時間13日)、試合会場前の特設練習場で公開練習を行った。日米メディアやファンだけでなく、通行する一般人の視線も集め、抜群の仕上がり具合を示した。

 マイク・ブラウン・コーチを相手に打撃やフットワークを披露。さらに対戦するダリオン・コールドウェルと体格が近く、仮想コールドウェルとして帯同しているジョシュア・スミス相手に立ち技、寝技などの動きを確認した。

 RIZINバンタム級王者の堀口が、コールドウェルとの昨年末のリターンマッチに連勝すれば、史上初の2団体での王者が誕生する。「両方のベルトを獲ることで、日本も、世界でも盛り上がるかなと思い決意した。自分にとってではなく、MMA(総合格闘技)全体にとって良い影響が出ると思う」と堀口。MMAの発展は、悲願の一つ。「例えばUFCのチャンピオンと戦うとか。格闘技界に新たな流れが出てきてくれるのでは」と2団体制覇後のさらなる波及効果ももくろむ。

 本番では日本のリングとは違い、サークルケージ(円状の金網)に舞台が移る。それもUFC参戦時代に経験済みで「自分はもともとケージの方が得意。練習環境ではむしろリングがないので、やりやすいですね」と自信は揺るがない。

 決戦前日となる13日(同14日)に計量を行い、いよいよ偉業をにらむ大一番に臨む。

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2019年6月13日のニュース