那須川天心 圧倒KOでキック3冠!更なる進化誓う「こんなもんじゃ満足できない」

[ 2019年6月2日 21:17 ]

RIZIN.16 ( 2019年6月2日    神戸ワールド記念ホール )

<ISKA世界フェザー級タイトルマッチ>2R、マーティン・ブランコにKO勝ちし歓喜する那須川天心(撮影・成瀬 徹)
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 <○那須川―ブランコ●>キックボクシングのISKA世界フェザー級(57キロ)王座決定戦(ユニファイドルール)で、RISE世界フェザー級王者でISKA世界バンタム級王者(オリエンタルルール)の那須川天心(20=TARGET/Cygames)が、ISKA世界バンタム級王者(フリースタイルルール)のマーティン・ブランコ(30=アルゼンチン)を2R2分19秒、KOで破り、3冠王者となった。

 1Rは相手の出方をうかがった。手数は相手の方が勝ったが、的確に左ストレート、左ハイキックを浴びせた。2R、ギアを上げると一気に勝負を決めた。左ミドルキックをボディーに叩き込んで最初のダウンを奪うと、続いて左膝で倒した。最後はパンチ連打からの左。圧倒的な力の差を見せつけた。それでも、高い志を持つ20歳は、リング上で「こんなもんじゃ満足できない」と言い切った。

 対戦相手が変わっても問題にしなかった。当初はISKA世界フェザー級王者(フリースタイルルール)のアメッド・フェラージ(フランス)と対戦予定だったが、那須川が強すぎるという理由で“敵前逃亡”。不快感を抱かずにはいられなかったが「相手というより、自分を極めていくだけ。問題ない」と必死に前を向いて、KO勝ちにつなげた。

 今年から肉体改造に取り組み、今回は1カ月ぐらいかけて脂肪を約3キロ削る減量で臨んだ。「物凄く軽い。切れが出た。スピードが上がっている感じ」と試合前に話していた通り、さらに進化した姿を見せた。

 7月21日にはRISEのWORLD SERIESの準決勝が控えている。「もっと格闘技を盛り上げて、世界に飛び出していきたい」。昨年大みそかにはエキシビションでボクシング元世界5階級制覇王者メイウェザーとも拳を交えた男の挑戦は、まだまだ続いていく。

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