落合博満氏 FA宣言した中村紀洋氏に「ドラゴンズとしてはノリに対する役割は果たした」

[ 2026年5月15日 20:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が15日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。入団2年目の2008年オフに2度目のFA宣言で楽天入りした中村紀洋氏が当時SNS上などで「恩を仇(あだ)で返すのか」と叩かれたりしたことに、「結果を出してお前が欲しいっていう球団があれば、どこに行ってもいいよ」と約束していたことを明かした。

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 「野球をやれるチャンスだけはもう一回与える。1年間だけ面倒見るから、そのあとは自分で好きにしろ」
 これが2007年の中日入団時に落合氏が中村氏に伝えた言葉だった。

 育成選手からはい上がり、日本シリーズでMVPを獲得する活躍を見せたが、オフに他球団からのオファーはなし。「黙ってハンコを押しておけよ」と落合氏は2年目の契約更新を伝えた。

 2008年のシーズン終了後、「楽天が欲しいって来たんだ。ドラゴンズとしてはノリに対する役割は果たした。ドラゴンズに残るか楽天に行くか自分で決めろ」。中日としては中村氏に残留要請はしなかった。

 「恩を仇(あだ)で返したって周りは言うけども、オレとノリの約束。“欲しい”っていう球団があったら自分で判断して決めろよ」

 その約束があったから中村氏は楽天入りを決意。
 落合氏は「オレは良かったなと思った。これで森野をサードに戻せる。(ノリも)楽天行って、それから横浜行って、彼の野球人生は延びたわけだから。一つの役割を果たした」と快く送り出したFA行使だったことをあらためて公言した。

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