阪神・高橋遥人 “無双状態”でも「ボール自体まだまだ」 4連続完封へ直球の質向上に余念なし

[ 2026年5月12日 05:15 ]

投内連係でハツラツとした動きを見せる高橋(左は西勇(撮影・亀井 直樹)
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 13日のヤクルト戦に先発予定の阪神・高橋が、球団では62年小山正明(5試合)以来64年ぶりとなる4試合連続完封に挑む。目下32イニング連続無失点を継続する左腕が今回も9個のゼロを並べれば、江夏豊が持つ球団左腕最長の41イニングにも並ぶ。登板ごとに猛虎史に名を刻む30歳。4月29日に完封したツバメを相手に、再び快投する。

 「ピッチャーなので、圧倒できるようにしていきたいな、と思いますけど、圧倒してない中でも、守っている人に助けられることは絶対ある。もっともっとボールが良ければ、野手にも安心感を与えられるピッチングができる。しっかりレベルを上げていければいい」

 次戦のキーワードは「圧倒」だ。今季5先発で4完封。十分過ぎるほど圧倒的投球といっていいはずだが、背番号29の志は驚くほど高い。「ちょっとずつ良くはなってると思うんですけど、まだまだ」と苦笑いし「思ってもない結果が出ているんで、出来過ぎ」。足跡に満足は一切ない。

 「ボール自体は、まだまだ。ストレートの質、精度、威力、全部。スピードも全部」

 ゴールがはるか先にあるからこそ、何度も「まだまだ」と謙遜し直球の向上を求めた。気温の上昇とともに“真の完全体”へと近づく高橋。首位攻防でのリーグトップタイ5勝目へ、油断はない。

 「しっかり自分のボールが投げられるように。投げながら違いを感じたらそこに対応できるように、焦らないように、という感じ」

 相手先発はリーグトップの5勝を挙げる山野。地道にアウトとゼロを積み重ね、新たな歴史の扉をこじ開ける。(八木 勇磨)

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