ソフトバンク、台湾で「王貞治賞」創設!現地の「王貞治杯」でMVP野手に城島CBOから贈呈

[ 2026年5月12日 06:00 ]

19年、台湾の小学生チからユニホームを贈呈され、笑顔を見せる王貞治会長
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 ソフトバンクの城島健司チーフ・ベースボール・オフィサー(CBO=49)が台湾・台中で13日から行われる高校生の硬式野球大会「王貞治杯」で初めて「王貞治賞」を創設したことを明かした。歴史のある大会で、最も活躍した野手に新たな“王”の称号が贈られる。城島CBOはプレゼンターとして現地に出向き、新たに台湾の球児にも王イズムを注入する。

 NPBが、26年シーズンから「長嶋茂雄賞」を創設した。走攻守で顕著な活躍をして、ファンを魅了した野手に贈られる新たな栄誉だが、ソフトバンクも球団として動いていた。城島CBOが発案し、台湾の高校球児を称えるとともに王イズムを注入する「王貞治賞」の創設を決めた。

 「台湾で王貞治賞ができますよ。我々が創設しました。MVPには王貞治賞。僕がプレゼンターで行きます。子供たちの大会をホークスがバックアップをして盛り上げたい」

 「王貞治杯」は台湾の各地区で選抜された高校生によるエリア対抗硬式野球大会。選抜チームでリーグ戦を行い、決勝トーナメントで優勝を争う。城島CBOは「もう35年くらい、やっていますよ」と歴史ある大会であることを付け加えた。毎年5月に開催され、今年は13日から台中で始まる。そこで打撃を中心に活躍したMVP野手には「王貞治賞」が贈られる。出場する台湾の高校球児に対し、王会長もビデオレターで激励するという。

 ソフトバンクの全面支援の下、今大会から新たに参加賞や上位チームにはメダルやトロフィーも贈られる。以前よりも表彰を豪華にすることで台湾の英雄でもある「王貞治」の名を冠した大会で成績を残したと、球児の記憶に残ってほしい狙いもある。その選手が日本プロ野球、そしてホークスの戦力となることも願っている。
 今月24日、本拠地開催の日本ハム戦(みずほペイペイドーム、午後2時~)では「王貞治レガシーデー」と題した初めてのイベントが行われ、ホークス選手は背番号「89」の特別ユニホームを着て試合へ臨む。昨年の3月、選手専用通路に王会長の名言や球団史などをデザインしたのも城島CBOの発案だ。日本でも海外でも偉業を刻むプロジェクトは、どんどん生まれている。

 「いずれはやっぱり長嶋さんがあれば王さんもと、ホークスサイドは思っていますよ」と城島CBO。「N」があれば「O」も必要だ。ゆくゆくは日本国内にも波及させるべく、策を練っている。

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