阪神・中野拓夢 「もう万全という判断」 代打起用も糧にいきなり打って守って走って全開!

[ 2026年5月4日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神3―0巨人 ( 2026年5月3日    甲子園 )

<神・巨(8)>7回、3安打目となる中前打を放つ中野(撮影・岸 良祐)
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 ブランクも、右ふくらはぎへの自打球の影響も、関係ない。5試合ぶりにスタメン復帰した阪神・中野が、走攻守に躍動。拍手で出迎えた虎党のために、勝利を引き寄せた。

 「もう万全という判断だった。代打でも結果が出ていたので、打撃が良くなった感覚はあった」

 4回先頭では左前打から佐藤輝の三塁打で長駆、先制のホームインを果たした。6回先頭でも中前打からチャンスを拡大し、巨人のバッテリーミスで2点目のホームを踏んだ。7回も中前打を放ち、4月21日DeNA戦以来3度目の猛打賞だ。守備でも2回2死一、二塁から井上の打球を「アウトにできなくても、まず止めるのが大事」と身をていして内野安打にとどめ、巨人の先制を阻止。“エリア7”も健在だった。

 4月28日ヤクルト戦(神宮)での負傷から代打限定で出場を続けてきた。「代打って難しい」。1打席でストライクだけに集中する経験は、新たな引き出しにもなった。代打成績は3打数2安打、3打点。左手首骨折で近本が戦列を離れる中、状態を上げた中野の重要性は増す。

 「“近本さんがいないから”って言われないためにも、自分の役割がすごく大事。いい流れをつくれるようにやっていきたい」

 その中野も、打率4割超えの佐藤輝には脱帽するしかない。「気持ち悪いっすね。簡単そうに見えるし、どうボールが見えてんのかと思う。何とか走者がいる状態で輝に回して、相手にプレッシャーをかけていくだけ」。強力クリーンアップの前での出塁こそ使命。強力猛虎打線には、中野の存在が不可欠だ。(鈴木 光)

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