佐々木朗希 今季初登板は4回0/3を4安打1失点の力投 今季初勝利ならずもロバーツ監督と固い握手

[ 2026年3月31日 12:18 ]

インターリーグ   ドジャース―ガーディアンズ ( 2026年3月30日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ガーディアンズ>ドジャース先発・佐々木(撮影・沢田 明徳)  
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 ドジャース佐々木朗希投手(24)が30日(日本時間31日)、本拠でのガーディアンズ戦で今季初登板初先発。今季初勝利こそならなかったが、4回0/3を4安打1失点と力投。4奪三振で与四球を2つにとどめる投球内容に、球場からは大きな拍手がわき起こった。

 落ち着いたマウンドさばきだった。初回、先頭のクワンにカウント1―1から投じた低めカットボールは1度はストライクと判定されたが、クワンのABSチャレンジにより、ボール球に変更となった。リズムを崩しかねない判定となったが、慌てることはなかった。

 クワンをカットボールで見逃し三振に仕留めると、開幕3戦で4本塁打を放った2番のデローターは98.2マイル(約158.0キロ)直球で二ゴロ。3番・ラミレスには中前打を許し、その後盗塁で得点圏に走者を背負ったが、4番のマンザードは99.0マイル(約153.9キロ)直球で左飛に仕留めた。

 最大の課題が「初回」だった。今春のオープン戦は4試合に登板し、3試合で初回に失点。開幕前最終登板となった23日(同24日)のオープン戦・エンゼルス戦でも計2回0/3を5失点。日米通じて自己ワーストの8四死球を記録するなど、大乱調のまま本番前の調整を終えた。

 初回を乗り切り、リズムをつかんだ。2回は3者凡退。3回には先頭打者のヘッジズに右翼線二塁打を許し、犠打で走者を三塁へと進められ、クワンに先制の二塁打を許した。次打者のデローターにも四球を与えたが、ラミレスをスプリットで空振り三振、マンザードを右飛に打ち取り、最少失点でこの回を終えた。

 5回、先頭のマルティネスに中前打を許した時点で、ベンチからロバーツ監督が出て、交代を告げられた。佐々木は大きな拍手を浴びながら、自軍ベンチへ。ベンチ内では歩み寄った指揮官と固く握手を交わし、胸を2度、拳でタッチされて労われた。直球の最速は99.5マイル(約160.1キロ)。直球を軸にスプリット、カットボールのコンビネーションでガーディアンズ打線に的を絞らせず、この日、与えられた仕事は確実にこなした。

 開幕ローテ入りは果たしたが、26日(同27日)には、グラウンドでロバーツ監督と身ぶり手ぶりを交えて会談。指揮官はこの日の試合前も「スプリングトレーニングを通しての不安定さを乗り越えて、試合で結果を出す段階に来ている。とにかく攻めること。球種をしっかり使い、できるだけ効率よく投げること。そして先発としてイニングを稼いでもらうことが重要である」と変わらぬ期待感を示していた。

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