牛島和彦氏 切れ味抜群!阪神・遥人のクロスファイア

[ 2026年3月29日 05:11 ]

セ・リーグ   阪神2-0巨人 ( 2026年3月28日    東京D )

牛島和彦氏
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 【牛島和彦 視点】完封勝利の高橋は右打者の内角に食い込む直球、いわゆる「クロスファイア」の切れ味が抜群だった。プレート板の一塁側を踏み、より厳しい角度で投げ込む。ほぼ投げミスもなく、巨人の右打者は分かっていても打てなかったはず。内角を突かれて踏み込むことができず、その後の変化球で料理された。

 特に4番ダルベックへの攻めが徹底していた。4打席16球のうち11球が内角への直球。5回には3球続けて3球三振を奪い、7回も同様に3球連続で内角に投げ込んで詰まった右飛に仕留めた。前日に初アーチ。そんな新助っ人を勢いに乗せず、早い段階で嫌なイメージを植え付けようとバッテリーの思惑も透けて見えた。

 スライダー、ツーシームなどの変化球も直球と同じ腕の振りで投げ込んでおり、巨人打線は攻略の糸口がなかった。中継ぎの石井が故障で離脱する中、高橋は8回に左膝に打球を当てながら9回も投げ切ったのは大きい。藤川監督の「最後までいく」という強い意志も感じた。開幕2戦目。昨季の強かった阪神の戦いぶりをほうふつさせる白星だった。

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