阪神・佐藤輝明 春の新色「水色手袋」で今季初打点&お目覚めマルチ「とりあえず一本出たので良かった」

[ 2026年3月29日 01:15 ]

セ・リーグ   阪神2―0巨人 ( 2026年3月28日    東京ドーム )

<巨・神(2)>6回、二塁打を放つ佐藤輝(撮影・光山 貴大)
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 虎の大黒柱が目覚めた。佐藤輝が、開幕7打席目となる6回1死の第3打席で右二塁打を放ち、今季初安打をマークした。1―0の8回1死二塁でも右前へはじき返し、二塁走者・中野を貴重な2点目のホームへ迎え入れ、今季初マルチ安打&初打点。昨季、40本塁打&102打点で2冠王に輝いた大砲が、高橋の5年ぶり完封にバットでも貢献した。

 「(適時打は)しっかりいいところ(場面)で(打席を)回してくれたので良かった」

 前日27日の開幕戦は、ドラフト1位左腕・竹丸の前に3打数無安打に倒れた。2点を追う9回無死一塁では、田中瑛の前に痛恨の遊ゴロ併殺。チームも1―3で惜敗した。この日も2打席目までは連続で空振り三振に倒れるなど、虎党をヤキモキさせた。不安一掃の快音。打線の核を担う背番号8が、前夜の屈辱を糧にたくましく再出発した。

 「とりあえず一本出たので、それはきょうは良かったかな」

 新たな“相棒”も力になる。昨季、主にホーム用の肘当てやフットガード、リストバンドにのみカラーリングしていた水色を、今季はビジター用の打撃手袋にも採用した。宝飾ブランド「ティファニー」の象徴、「ティファニーブルー」を思わせる華やかなブルーグリーン。アンバサダー契約を結ぶミズノ社の担当者が「佐藤選手のために製品化した色」と語り、本人も「好きな色?そうですよ」とうなずくスペシャルカラーを手に、鮮烈な快打を生んだ。

 加えて「バットをしっかり握りたい」という意向で、手袋の手のひら部分をわずかに分厚くしている。バットも、昨年から約6ミリ長くした新モデルをオフの自主トレから試した。進化を期す27歳。戦場で使う道具にも、徹底的にこだわり抜く。

 「また明日(29日)も頑張ります」

 開幕カード勝ち越しから始まる連覇道。ティファニーばりの光り輝くシーズンが、いよいよ始まった。(八木 勇磨)

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