森繁和氏 ドジャース・山本由伸 明らかなミスだった4回の被弾 やり返すのはさすが

[ 2026年3月28日 01:30 ]

ナ・リーグ   ドジャース8―2ダイヤモンドバックス ( 2026年3月26日    ロサンゼルス )

<ドジャース・ダイヤモンドバックス>6回2失点で勝ち投手の山本(撮影・沢田 明徳)    
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 【森繁和 視点】明らかなミスだったし、ドジャース・山本本人も分かっていたはず。4回無死一塁。ペルドモをカウント2ストライクと追い込んで3球目、内角高めを狙った直球がシュート回転して甘く入った。先制2ランを被弾。もっと高くても良かったし、内角へのボール球でも良かった。中途半端な、もったいない1球だった。

 ただ、ここでズルズルいかずに即、切り替えるのがエースたるゆえん。次打者から2者連続三振を奪い、以降は1人の走者も許さなかった。6回2死では再び打席にペルドモ。2、4球目のカーブは前の打席で投げなかった裏をかいた配球で、ペルドモは2球目の後に打席を外し、4球目は止めたバットに当たるファウルだった。戸惑った相手を最後はスプリットで空振り三振。2打席目もこの決め球でも良かったが、最後にきっちりとやり返すのはさすがだ。

 直球に力があり、右打者の内角、左打者の外角からベース方向に曲げるカットボールも相手の邪魔になっていた。WBCもあったが、きっちりと開幕に合わせる万全の調整。今季も大いに期待できる山本の好投だった。(スポニチ本紙評論家)

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