【センバツ】智弁学園の二塁手・志村叶大「意地でも」逆転を呼んだ背走好捕

[ 2026年3月26日 05:00 ]

第98回全国選抜高校野球大会第7日 2回戦   智弁学園2―1神村学園 ( 2026年3月25日    甲子園 )

<神村学園・智弁学園>7回、神村学園・平石の打球を背走して好捕する智弁学園・志村(撮影・北條 貴史)
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 【光る君の光プレー】逆転への流れをつかみ取った。0―1の7回2死二塁から二塁後方への飛球。智弁学園の二塁手・志村叶大(かなた=3年)は背走し、ギリギリで好捕した。

 「あそこで1点取られたら流れが向こうに行ってしまう。意地でも捕ろうと思った」

 打球が上がった瞬間に方向を予測して目を切って、一直線に落下点へ。本塁方向へ背中を向けたまま、ほぼ真後ろから落ちてくるボールをグラブに収めた。逆転劇へと流れが傾いた瞬間だった。

 全ては準備のたまものだった。1死からの二飛の際、本塁から右翼へ吹く風を確認。2死で外野が深めに守っていたのも頭に入っていた。「風で流されたけど、外野が深かった。あのフライは自分が捕りにいくしかないと思った」。どうしても捕りたい理由もあった。初回1死一塁でイレギュラーしたゴロが顎に当たり内野安打。直後に先制されていた。

 「自分のミスで点を取られたから」。口の中が切れ、右の口元にはボールの縫い目の痕がクッキリ残っている。1メートル61のメンバー最小兵ながら、小坂将商監督から「野球小僧」と称される志村ならではのビッグプレーだった。 (秋村 誠人)

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