ドジャースが昨季TJ手術の31歳救援投手とメジャー契約 ロバーツ監督の“隠し球”となる可能性

[ 2026年3月26日 08:05 ]

ドジャースのロバーツ監督(撮影・柳原 直之)
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 ドジャースは25日(日本時間26日)、ヤンキースからFAとなっていたリリーフ右腕ジェイク・カズンズ投手(31)とメジャー契約を結んだ。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が背景を解説している。

 契約は年俸95万ドル(約1億5000万円)が保証され、出来高で最大5万ドルが上乗せされる内容だ。カズンズは昨年6月にトミー・ジョン手術を受けており、2026年シーズンは大半、あるいは全休となる見込み。ただし球団は28年まで保有可能で、長期的な戦力としての獲得とみられる。

 これまでブリュワーズ、ヤンキースで4シーズンにわたってプレーし、メジャー通算90回2/3を投げている。対戦打者の32%以上から三振を奪い、被打球の47%をゴロに抑えるなど、非常に優れた指標を残してきた。持ち球は主に2種類。平均95.3マイル(約153キロ)のシンカーと、使用率61.2%を誇る鋭いスライダーが武器だ。与四球率は約15%と高いものの、通算防御率は2.78と安定した結果を残している。

 一方で、故障の多さは課題だ。昨年の肘の手術に加え、近年は肩の炎症が2度、胸筋の肉離れ、上腕二頭筋の損傷など、たび重なる離脱を経験している。プロ入り後、1シーズンで50イニング以上を投げたことはないが、登板時のパフォーマンスは一貫して高い。順調に回復すれば、2026年終盤やポストシーズンでの戦力化も期待される。打者のバットに当てさせない能力は、デーブ・ロバーツ監督にとって“隠し球”となる可能性がある。

 なお今回の契約に伴い、40人枠を空けるため、右腕ボビー・ミラーが60日間の負傷者リスト(IL)に登録された。ミラーは今春、肩のトラブルで登板していなかった。メジャーの規定上、選手を直接60日間ILに入れる形で契約することはできない。そのため、まずミラーを60日間ILに移し、今後ロースター枠が再び必要になった段階で、カズンズ自身も60日間ILに移される見込みだ。

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