【WBC】米国、2度目の優勝に王手 スキーンズ1失点粘投で3大会連続決勝進出

[ 2026年3月17日 05:30 ]

第6回WBC決勝ラウンド 準決勝   米国2―1ドミニカ共和国 ( 2026年3月15日    ローンデポ・パーク )

<ドミニカ共和国・米国>4回、勝ち越しソロのアンソニー(背番号3)を迎えるジャッジ(左)ら米国ナイン(撮影・木村 揚輔)
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 観衆3万6337人は前回23年大会決勝(日本―米国)の3万6098人を上回ってローンデポ・パーク史上最多。両軍ともMLBのスター選手がそろい「事実上の決勝」との見方もあった一戦を米国が2―1で制した。

 昨季サイ・ヤング賞に輝いたパイレーツの右腕スキーンズが過去5戦で計51得点のドミニカ共和国の強打を止めた。失点は2回のソロ被弾だけ。4回1/3で71球を投げて被安打6で粘投し「間違いなくこれまで対戦した中で一番強い打線。アドレナリンがかなり出ているので眠りに就くのは大変そう」と充実感たっぷりに振り返った。

 4回にオリオールズの24歳ヘンダーソン、レッドソックスの21歳アンソニーという若手のソロ2発で逆転。6投手で継投し、最後はパドレスでセットアッパーを務める右腕ミラーが球速100マイル(約160・9キロ)台の速球を連発して締めた。

 3大会連続の決勝進出を決め、17年大会以来2度目の優勝に王手。マーク・デローサ監督は「前回大会で大谷がマイク・トラウトを三振に取った夜を思い出した。ずっと思い出に残る試合になる。彼(スキーンズ)は球界最高の投手だと言っていいだろう」と称賛し、「仕事はまだ終わっていない」と決勝の舞台へ視線を向けた。(杉浦大介通信員)

 ≪「疑惑の判定」で試合終了≫息詰まる熱戦は「疑惑の判定」で終了した。1点差の9回2死三塁でフルカウントから低めスライダーでペルドモが見逃し三振に倒れ、ドミニカ共和国の選手たちは判定に不満。プホルス監督は「偉大な2チーム同士の素晴らしい試合。最後の1球に焦点を当てるつもりはない」と潔かった。複数の米メディアは「物議を醸すストライク判定」と詳報。MLBでは今季から自動ボール・ストライク(ABS)チャレンジシステムが始まり、国際大会でも導入を求める声が強まるかもしれない。

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