落合博満氏 WBCは初戦台湾戦の7回コールド勝ちから狂いが生じていたのか

[ 2026年3月16日 20:05 ]

落合博満氏
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 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が16日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。WBC準々決勝ベネズエラ戦に敗れた侍ジャパンの戦いを振り返った。

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 「入り方がね、台湾にコールド勝ちでしょ」

 落合氏の指摘は初戦からだった。

 「(台湾戦は)もっと接戦になるのかなと思ったけども、あそこからだんだん苦しい戦いになってきて勝ち上がっていったっていう。それはやっぱり地力があるからなんだろうと思うし。周りは楽して勝てるんじゃないのかなっていう風に思っていたと思うけども、これ一発勝負の怖さだよね。ましてチェコ戦なんて7回まで0-0でしょ」
   初戦の台湾戦は大谷の満塁弾が飛び出すなど13-0で7回コールド勝ち。韓国戦は0-3からの逆転勝利。オーストラリア戦は4-3の接戦。チェコ戦は9-0の快勝も、得点は8回に一気に9点だった。

 「誰がそういう試合を予想する? 8回に大量9点取ったけども。見ている方は、ピッチャーが打線を抑えているから負けることはないと思うけども、いつ点数を取ってくれるんだろうっていう、ハラハラドキドキしながら見ていたんじゃないのかなと思うよ。やっている方も“あれ、こんなはずじゃないんだけどな”っていうような感じ。多少準々決勝に不安を持っては入っていったんだろうと思う。ましてや世界のベスト8だからね」

 準々決勝のベネズエラ戦は「3回までは日本のペースだったけどね。けがした鈴木に代わった森下がスリーラン打って、一時は5対2にしたわけだからね。4回以降、6イニング、ゼロで抑えられたっていうのが一つの敗因なんだろうと思う。それだけベネズエラのピッチャーが良かったってことです。だから、これが一発勝負ですよ。流れは来ているんだけども、点数を取られる前にあと1点取っとけばっていう、たらればの話になっちゃうんだよ。どっちが先に点数を取るかっていう。それが、たまたまベネズエラがツーランで取って5対4になったっていうような流れ、そっから流れがちょっと変わってきたんだろうとは思うけどね」

 戦いを終えた侍ジャパンに落合氏は「選手、監督、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。次の大会に期待しましょう」とねぎらいながら、「(決勝戦も)見終わったらYouTubeやろうな」と、残る試合を楽しみにしていた。
 

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