巨人育成3年目・平山功太 今春12球団“最遅”チーム1号 支配下へ3安打2打点と猛アピール

[ 2026年3月16日 05:30 ]

オープン戦   巨人8―1日本ハム ( 2026年3月15日    東京D )

オープン戦<巨・日>6回、左前打を放つ平山 (撮影・村上 大輔)
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 新星現る。巨人の育成3年目・平山功太内野手(22)が15日、日本ハムとのオープン戦に「1番・中堅」で出場し、4回に今春のチーム1号となる左中間ソロを放った。3回にも先制の適時三塁打など3安打2打点の活躍。この日に1軍合流したばかりですぐに結果を残し、開幕前の支配下登録に向けて猛アピールを見せた。

 前夜のこと。ファーム・リーグのオイシックス戦を終えた平山に、1軍合流の知らせが届いた。緊張し通しの中で意気込んだ初回の1打席目は、空振り三振。吹っ切れた。

 「去年からしたらオープン戦に呼んでもらえるとも思っていなかった。(チームの)1本目の本塁打が打てると思っていなかったので、凄くうれしい」。

 4回2死。有原のスライダーを捉え、左中間席へソロアーチ。紅白戦、練習試合も含めて今春の実戦15試合目で生まれた、12球団で最も遅いチーム1号だ。3回無死一塁では左中間へ先制適時三塁打、6回も左前打で3安打2打点と、16日の22歳の誕生日の前祝いとなった。

 23年の育成ドラフト7位で入団。広島県で生まれ育ち、小中学生時代のヒーローは現カブス・鈴木だった。今はSNSで見かけた「失敗をする想像をしない」という鈴木の心構えを参考に試合に臨むほど、尊敬してやまない。

 その鈴木も出場したWBCは「自分のことで精いっぱい」とほとんど見ることはなく、練習に没頭。石井2軍監督に左足の上げ方、大田2軍打撃コーチにはヘッドの使い方を教わり打撃を磨いた。トレーニングも重ね入団時の体重82キロから4キロ増と成長著しい。7日の教育リーグ・オイシックス戦で2打席連発と長打力も伸ばしてきた。

 阿部監督は「育成選手が初めて本塁打を打ったので素晴らしい。いきなり結果を出したので、残してチャンスを与えようかなと思います」と当面は1軍に帯同させる方針だ。平山も「ここから全試合(1軍に)同行できるように」と燃える。まずは支配下登録へ。このチャンスは絶対に離さない。(田中 健人)

 ◇平山 功太(ひらやま・こうた)2004年(平16)3月16日生まれ、広島県出身の22歳。瀬戸内から環太平洋大に進学。1年時に大学選手権に出場するも中退し、BSL・千葉に入団した。23年育成ドラフト7位で巨人入団。50メートル5秒8、遠投110メートルの俊足&強肩が武器。1メートル85、86キロ。右投げ右打ち。

 

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