打席前の握手は礼儀か不要か WBCで再び議論 米国・ローリー「僕には国のために集中する責任がある」

[ 2026年3月11日 08:08 ]

米国代表のカル・ローリー(左)(AP)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、握手を拒まれたことをめぐりメキシコ代表のランディ・アロザレーナ外野手(31=マリナーズ)が、チームメートの米国代表、カル・ローリー捕手(29)に激しい言葉を浴びせたと、10日(日本時間11日)までに複数の米メディアが伝えた。

 問題となったのは、9日(日本時間10日)に行われた米国―メキシコ戦。アロザレーナが初回の打席に入る前、本塁付近でローリーに握手を求めたが、ローリーが応じなかった。報道によるとアロザレーナは試合後、メキシコ人記者の取材にスペイン語で応じ、「彼は神に感謝すべきだ。立派で教育の行き届いた両親を持っているのだから」と語り、「くたばれ」「地獄へ行け」などの強い表現でローリーを批判。さらに英語でも「“会えてうれしいよ”なんて言葉は自分の尻にでも突っ込んでおけ」と言い放った。

 これに対しローリーは10日、報道陣の取材に応じ、「感情が高ぶっていただけ。ここに確執なんてない」と説明。「僕は大きな問題だとは受け止めていないし、彼もそうだと思う」と語った。さらに「こんなことが話題になっているのは残念だよ。僕はランディが大好きだし、彼とメキシコ代表に最大限の敬意を持っている」と強調。「僕にはチームメートと国のために集中する責任がある。悪意も遺恨もない。相手が誰であろうと関係ない」と話した。

 なお、アロザレーナがWBCで米国代表捕手に握手を拒まれるのは今回が2度目。2023年大会でも、米国代表捕手ウィル・スミスが初回の打席前に握手を拒否している。また今大会では別の「握手拒否」も起きており、週末のプールCの試合ではオーストラリア代表捕手ロビー・パーキンスがチェコ代表の先頭打者ミラン・プロコップとの握手を拒否。パーキンスは「競争心によるもの」と説明している。

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