【侍ジャパン】牛島和彦氏 四球与えない仕上がった投手陣 井端監督がパズルをどう組んでいくかに注目

[ 2026年3月11日 05:00 ]

第6回WBC1次ラウンドC組   日本9ー0チェコ ( 2026年3月10日    東京D )

<日本・チェコ>5回途中で高橋宏(左)は宮城と交代(撮影・篠原岳夫)
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 【牛島和彦 視点】0勝3敗のチェコに7回まで大苦戦。やはり国際大会は何が起こるか分からない。ただ、投手陣は失点する雰囲気がなかった。層の厚さは世界トップレベルだし、1次ラウンドの4試合でしっかり仕上がったと思う。

 日本の投手の強みは三振奪取能力が高く、同時に四球を与えない点だ。落ちる球を有効に使って4試合34イニングで49三振を奪い、奪三振率12・97を記録した一方で四球はわずかに8個。三振を奪えるという点で米国ラウンドで期待できるのが種市と隅田だろう。走者がいる厳しい場面でも起用ができる。守護神の大勢にやや不安が残る中で、井端監督が投手のパズルをどう組んでいくかに注目したい。

 打線は好調な大谷、鈴木、吉田の打席での姿勢を見習いたい。初見でさまざまなタイプの投手と対戦するだけに、強引にならず中堅を中心に素直に打ち返している。例えば12打数無安打でスタメンを外れた近藤は、12のアウトのうち8つが一ゴロか二ゴロ。「打たなければ」との思いが強すぎて引っ張りにいっている。8回に待望の一発が出た村上も中堅に打ち返した。残り試合、全員で戦う上で打撃の基本に立ち返ることも大切だ。

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