関本賢太郎氏 阪神、開幕左翼の争いは中川勇斗が現状では一歩リード

[ 2026年3月5日 05:15 ]

2日の韓国戦で安打を放った阪神・中川
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 【関本賢太郎 CHECK】開幕左翼の争いは韓国戦、日本戦でともにスタメン出場した中川が現状では一歩リードした形だ。何といっても中川のスイングは魅力だ。昨年以上に成長し、自分の間で仕掛けていけている。追い込まれてから右方向が狙えるのも進歩だ。さらに経験を積んで、打席の中で押し引きの使い分けができれば、もっとレベルアップする。

 一方の前川は金本知憲さんのように、投手の間合いに合わせて勝負球を狙うタイプ。経験値もあるが、組み立てたイメージ通りにいかないと、ボールを後追いする傾向がある。それが消極的にも見えてしまう。バッテリーの意図が分かれば対応力は増す。自軍の捕手に話を聞いて、捕手心理を吸収すれば変わる可能性があるはずだ。

 右脚肉離れで調整が遅れたドラフト1位・立石について、首脳陣は1カ月遅れという形で調整させているとみる。現状では5月に開幕というイメージではないか。中川も前川もチャンスはそこまでという覚悟が必要だ。激しい生存競争がチームの底上げにつながることを期待したい。 (スポニチ本紙評論家)

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