巨人・ウィットリー 最速155キロの1回完全投球 期待の大~きな新外国人に阿部監督うっとり

[ 2026年2月24日 05:30 ]

オープン戦   巨人3―0楽天 ( 2026年2月23日    沖縄・那覇 )

<巨・楽>巨人先発のウィットリーは1回完全投球で1奪三振の好投を見せた(撮影・光山 貴大)
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 巨人の新外国人、フォレスト・ウィットリー投手(28=レイズ)が23日、楽天とのオープン戦に初登板初先発し、1回完全投球で1奪三振の好投を見せた。最速155キロをマークするなど球威も十分。開幕ローテーション入りを期待される身長2メートル1の右腕が、完璧な実戦デビューを飾った。

 角度のある直球がミットを突き刺した。身長2メートル1の右腕・ウィットリーにとって日本での初先発マウンド。ファンに印象を残すには十分な投球だった。

 「今年は異国の地で全く違う環境だったので、いつも以上に緊張感があったけど、結果が良かったので満足しています」

 球威ある直球で押した。先頭・佐藤を遊ゴロに打ち取ると、2番・中島は内角150キロ直球で見逃し三振。浅村は154キロ直球で中飛に打ち取った。マイナー時代は通算130試合に登板。計362回で487奪三振の奪三振率12・11を誇る右腕は、1回完全投球でポテンシャルの高さを示した。

 来日にあたり、助言を求めたのは、昨季までDeNAでプレーしたサイ・ヤング賞右腕のバウアーだ。ヒューストンの同じジムを利用していたことから、10年以上の付き合いがあり、オフにバウアーが所有するジムで会った際には意見を聞いた。中島には8球粘られたが「日本の打者はしつこいと聞いていたので、聞いてた通りだった」と事前の情報収集が生き、動じることはなかった。

 異国の地でのプレーに備え、あえてこのオフは例年より早めに体の状態を仕上げた。宮崎での1次キャンプで6日に初ブルペン入りし、最速153キロをマーク。この日の変化球はカットボールとチェンジアップのみだったが、イニング数が増える次回登板に向け「スイーパーやカーブを投げたい」と見据える。

 ローテ入りを争う、楽天から移籍したハワード、マタ(レッドソックス3A)も1回無失点。阿部監督は「こちらが悩ましくなるので、うれしいこと。最後の最後まで悩ませてほしい」と期待した。ビッグな最速160キロ右腕は、開幕へさらに調整のギアを上げる。(田中 健人)

 ≪甲子園で登板経験≫

 ☆生まれ&サイズ 1997年9月15日生まれ、米テキサス州出身の28歳。2メートル1、94キロ。右投げ右打ち。

 ☆球歴 アラモ・ハイツ高から16年ドラフト1巡目(全体17番目)でアストロズ入り。昨年6月にはレイズに移籍。メジャー通算0勝0敗、防御率10.57。

 ☆愛称 フルネームはチャールズ・フォレスト・ウィットリーで、ファーストネームから愛称は「チャック」。

 ☆来日経験 15年に日本で開催されたU18W杯の米国代表として来日。甲子園でのカナダ戦に登板した経験があり、聖地での再登板へ「巨人の一員として甲子園に戻ることが楽しみ」。

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