今WBCで「ロボット審判」不採用の理由は?「慣れるための十分な時間が…」米報道 MLBは今季導入予定

[ 2026年2月10日 12:01 ]

ドジャースのウィル・スミス
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 米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」が9日(日本時間10日)、3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でストライク、ボールの判定を機械が行う「ABSシステム」(ロボット審判)が導入されなかった理由を報じた。

 今大会から日本のプロ野球では導入されていない投球間の時間制限「ピッチクロック」が初採用される。試合時間短縮のために大リーグで23年に導入されたもので、投手は無走者の場合は15秒以内、走者がいる場面は18秒以内に投球動作に入らなければならず、違反すれば1ボールが加えられる。打者も残り8秒までに準備を整えなければならない。

 一方、メジャーで今季から導入されるロボット審判は採用されないことが決まっている。

 WBCの試合会場となっているローンデポ・パーク(マーリンズ本拠)、ダイキン・パーク(アストロズ本拠)にはすでにABSシステムは設置されているものの「WBCに出場するほとんどの国では導入されていない」と指摘。採用されているのは韓国プロ野球・KBOリーグだけで「MLB関係者によれば、選手たちがシステムに慣れるための十分な時間がなかったことから、WBCの主催者は今年の大会でいかなる形式のABSシステムを使用することも検討しなかった」と伝えた。

 そして、「捕手に最も影響を与える可能性がある」と指摘。ABSシステムの導入により、ストライク・ボールの判定に不服があった場合、「チャレンジ」ができるが、このチャレンジが「ほとんどのチームの戦略において必要不可欠」とした。間近でボールを受ける捕手が深く関与するため、WBC出場で約3週間、所属球団を離れる選手もいることから「チャレンジシステムに慣れるのに費やすことができた貴重な時間を失うことになるからだ」と記した。

 今回のWBCには米国代表でマリナーズ・ローリー、ドジャース・スミス、ドミニカ共和国代表でヤンキース・ウェルズが出場するなど注目の捕手が多数出揃っている。

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