阪神・木下里都 寒さと強風の中で159キロ!自己最速2キロ更新「良かったんじゃないですかね」

[ 2026年2月9日 05:15 ]

練習試合   阪神4―8日本ハム ( 2026年2月8日    名護 )

<練習試合 日・神> 雨の中で力投する木下(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 2年目の木下が自己最速を2キロ更新する159キロをマークした。特別ルールで実施された9回裏に登板。先頭今川への2球目、空振りさせた真ん中低めの1球で球場でもテレビでも最速を表示した。3球目も直球で押してバットにかすらせず、三振に切って取った。

 「良かったんじゃないですかね。この時期に150キロが出ていたら」
 最高気温は11度台。沖縄とは思えない寒さと強風の悪条件に負けず、打者4人に150キロ台を連発した。通算1426安打の西川からも150キロで見逃し三振を奪った。安打は水野に許した中前打のみ。2月上旬という時期を考えれば上々の内容だった。しかし、辛口の自己評価をした。

 「コースに決まればっていうところなんですけど、今はまだできない。ゾーン内に強い球を投げてカウントを稼ぐ形でしかまだできないので。やっぱり真っすぐだけじゃ勝負していけない。そこで厳しいところに投げ切れる、そこの球ですね」

 目標が高いのは中継ぎの勝ちパターン入りを目指すからに他ならない。昨秋のキャンプでは、「右のリリーフ育成」を掲げる藤川監督から直々にアドバイスを受けた。この日の試合後、その指揮官は期待の右腕をこう評価した。「伊原、木下は2年目できっちりできていると思う。個人の選手としては、今日の段階では…という感じ」。ズバリと言わずに一冬の成長を認めた。

 課題は制球力と落ちるボール。それを磨けば、工藤、石黒ら同タイプのライバルよりも一歩前をいける。 (倉世古 洋平)

 ◇木下 里都(きのした・りと)2001年(平13)1月27日生まれ、福岡県出身の25歳。福岡舞鶴では遊撃手を務め、3年夏は南福岡大会1回戦敗退で甲子園出場なし。福岡大で投手転向。KMGホールディングスでは2年目の24年に都市対抗出場し、同年ドラフト3位で阪神入り。25年は救援で11試合に登板し防御率3.29。1メートル83、90キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

野球の2026年2月9日のニュース