横浜の秀才ルーキー野中蓮珠 明大で打撃タイトル狙う

[ 2026年2月3日 10:37 ]

 横浜のチームメート為永とともに明大寮に入った野中(右)
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 スポーツ推薦で15人が合格した明大野球部。すでに入寮しグラウンドで体力強化に汗を流しているが、その中で横浜時代に挫折を味わった野中蓮珠外野手が静かな闘志を燃やしている。

 チームメートの為永はレギュラーとして大活躍、U18高校日本代表に選出されたが、野中は夏の甲子園メンバーに入っていない。腰痛、左スネ骨折、最後は右手首有鉤(ゆうこう)骨骨折とケガの連続。センバツ優勝ではスタメンも経験したが手首骨折の影響で打撃不振に陥り大会直前でメンバー外となった。「そのときはショックだった。寮で号泣した」と当時を振り返る。しかし副主将を任された男は気持ちを切り替え、夏の甲子園ではボールボーイや側面からチームを支えた。

 愛知出身。中学時代から「明治で野球がやりたい」と思っていたという。「愛知でメイダイと言えば名古屋大学ですけどね」と笑う。当初は愛知の進学校を目指し塾通いを続けていたが甲子園に行きたいと横浜の門を叩いた。それも野球推薦ではなく学業推薦での入学だった。10段階評価で「9・8」(野中)と勉強との両立を果たした。「高校時代はケガが多すぎました。もう手首も完治したし思い切りやれます」と神宮デビューを思い描く。早大に合格した主将の阿部葉太外野手には「今は雲の上のような存在だけど、4年間のスパンで対抗出来るように成長したい」と意気込む。

 好きな言葉は「挑戦」。推薦入学15人中、唯一外野手で入学した野中は「いずれは打撃のタイトルを獲りたい」と最終目標に首位打者を掲げた。苦労を重ねた高校時代、野中は明大でさらに人間力を磨いてレギュラーを目指す。

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