【筑後鷹】2年目の岡田皓一朗 “杉山塾”で成長のヒントを得た

[ 2026年2月3日 06:00 ]

タマスタ筑後で練習するソフトバンク・岡田(撮影・昼間 里紗)
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 ソフトバンク2年目の岡田皓一朗投手(23)は、昨季セーブ王に輝いた杉山一樹投手(28)と自主トレを行い、成長へのヒントを得た。“空振りを取れるフォーク”を習得するべく、1カ月間何度も質問を繰り返して食らいついてきた。詰め込んだ知識を、これから体に落とし込んでいく。1メートル86、99キロの恵まれた体格と鍛え上げたフィジカルの強さに、杉山も「ライバルです」と一目置いている。

 岡田はパワーアップしてプロ入り2年目を迎えるべく1カ月、杉山に弟子入りした。

 「真っすぐとフォークで無双していて、バッターに絶望を与えるところが好き」。自身も得意とする2球種で打者を圧倒する杉山は、誰よりも憧れる存在だ。これまで面識はほとんどなかったが、奥村政稔2軍投手コーチに紹介してもらい、自主トレ参加を交渉。1カ月間、2人で練習を行うことになった。

 最も吸収したかったのは、空振りを取れる決め球のフォークだ。「気になったら聞くようにしている。握り方も、投げ方も、イメージも、全部。次元が違うけど、でも分かるように教えてくれる」。細かい指導内容は“企業秘密”であり岡田の口からは話せないというが、杉山の伝家の宝刀を直々に伝授してもらっている。

 2人で練習を重ねる中で、杉山の優しさを何度も感じた。キャッチボールで良い球がいった時には、親指を立てて「いいね」と声をかけてくれる。うまくいかない時には、身ぶり手ぶりで教えてくれる。また「ウエートの後に、ダンベルやプレートを片付けてくれる。後輩の僕が全部やらないといけないのに」と練習以外でも気配りをしてくれる姿に「こういう人になりたい」と内面にもほれた。

 昨季はウエスタン・リーグデビューを果たしたものの、6試合投げて7回19安打、自責点5と悔しい結果に終わった。「いつも以上のことをしようと思って、ちょっと背伸びをしてしまった」と、原因は明確だ。ひと冬越えて成長し「日頃の練習通り、再現性をさく裂させたい」とやる気に満ちている。

 杉山は岡田を「フィジカルが強いし、キャッチボールの球も強い。ライバルです」とにやりと笑う。1カ月間、教わったことの体現率は現時点で100分の1だと岡田の自己評価は控えめだ。しかしキャンプ期間でしっかり体に落とし込み、先輩と同じ直球とフォークで三振を取れる投手を目指していく。そしてその先にある支配下登録をつかみ取る。 (昼間 里紗)

 ◇岡田 皓一朗(おかだ・こういちろう)2002年(平14)6月4日生まれ、大阪府出身の23歳。智弁学園では出場予定だった3年春の選抜がコロナ禍で中止になり、夏の交流試合では背番号18でベンチ入り。大商大を経て24年育成ドラフト9位でソフトバンクに入団。コーヒーが好き。1メートル86、99キロ。右投げ右打ち。背番号140。

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