昨季49発スアレスが1年23億円…“格安&単年”契約の背景は?3年97億円を予想した米サイトが分析

[ 2026年2月2日 09:08 ]

ユジニオ・スアレス(ロイター)

 レッズがマリナーズをFAとなったユジニオ・スアレス内野手(34)と、1年1500万ドル(約23億円)で契約に合意したと1日(日本時間2日)、複数の米記者が報じた。米移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は予想よりも“格安”となった原因を分析した。

 ベネズエラ出身のスアレスは2014年にタイガースでメジャーデビュー。レッズ、マリナーズなどを経て、昨季はダイヤモンドバックスでプレーし、前半戦はドジャース・大谷翔平らと本塁打王争いを繰り広げていたが、7月にトレード期限を迎え、マリナーズに移籍した。昨季は2チームで計159試合に出場し、打率・228、49本塁打、118打点。MLB通算は1630試合で打率・246、325本塁打、949打点を記録している。

 大リーグ公式サイト「MLB.com」のサラ・ラングス記者は2019年以降、シーズン49本塁打を複数回記録したのはヤンキースのアーロン・ジャッジ(3回)、ドジャースの大谷翔平(2回)、スアレス(2回)の3人のみと紹介。強打者の1人であることは間違いない。

 「トレード・ルーマーズ」はスアレスについて今オフのFA市場ランキングで20位に位置付け、3年総額6300万ドル(約97億7000万円)の契約を予想した。ただ、蓋を開けてみると単年、さらには1500万ドルと予想を大きく下回り“格安”になった。

 その要因として、昨季キャリアハイに並ぶ49発を記録したものの三振率(29・8%)が高いことや、ダイヤモンドバックスからマリナーズ移籍後、成績が急速に下降したこと、その後のポストシーズンでは復調したことなど「極端な成績のムラが、今オフにスアレスの市場が盛り上がらなかった理由の一つかもしれない」と分析。「三振が多く、7月に35歳を迎える選手に各球団が大型契約を結ぶことに慎重だった可能性がある」とした。

 ただ、パイレーツがスアレスに年俸平均1500万ドルの2年契約を提示していたという情報もあると報道。スアレスがレッズを選んだ理由として「1年契約で2026年に大活躍し、次の冬にフリーエージェントとして再び市場に出ることを意図しているようだ」と今季、成績を残して再びFA市場に出てより大きな契約を狙っているのではと伝えた。

 また、「スアレスはレッズの打線ですぐにレギュラーを獲得するだろう」としながらも守備位置については本職である三塁にはケブライアン・ヘイズがいることから「DH、あるいは一塁手での出場機会が増える可能性が高い」とも記した。 

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