ソフトバンク 近藤健介「翔平の後ろは嫌。荷が重い」侍で1番を希望

[ 2026年1月28日 06:00 ]

ソフトバンク・近藤(撮影・成瀬 徹)
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 翔平の前の1番を希望――。2大会連続でワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の日本代表に選ばれたソフトバンクの近藤健介外野手(32)が27日、福岡市内2カ所の商業施設でのトークショーに出演。前回大会で2番打者として世界一に貢献した天才打者はリードオフマンとしての出場に興味を示した。前回大会と同様にドジャース・大谷翔平(31)の一つ前の打順で2連覇に貢献したいと意欲をのぞかせた。

 近藤は井端ジャパンとなって日本代表に初選出された。「オーソドックスに取れる1点、1アウトを取ってくるイメージ」と堅実な野球を想像した。トークショーでは打順にも話題が及び、進行役を務めた球団OBの五十嵐亮太氏が「コンちゃんは1番(打者)なんか面白いんじゃないかな?」と振ると乗り気だった。

 「個人的にも1番はありですね。仕事が分かりやすいと思います。球を投げさせて塁をにぎわす、出塁からプレッシャーをかける。長打よりも、まずは出塁。ポイントゲッターは山ほどいますので」

 初出場だった前回23年大会は全7試合に先発出場。打率・346(26打数9安打)、1本塁打、5打点をマークし、8四死球で出塁率・500と“らしさ”を発揮し、世界一に貢献した。打順は2番を任され、3番・大谷へのつなぎ役を果たした。

 あれから3年。大谷は昨季は主に1番を打ち、ドジャースの世界一連覇に貢献した。井端監督が同じ1番を選択し、近藤が2番に入れば攻撃的な1、2番コンビとなるが「翔平の後ろ(を打つの)は嫌。荷が重い」と本音をポロリ。「3年たってもっと凄くなってるし。(前回大会)MVPにすべてやってもらって、僕は前で見守ります」と続けた。

 自身はチャンスメーク役となり、大谷以下の打者にポイントゲッターを託す。重要だと考えている大谷の後に入る打者としては「誠也(鈴木)、村上、岡本のメジャーリーガーにお任せします」と候補を挙げた。

 前回大会では決勝で米国を倒して世界一となったが、雪辱に燃えているライバルはスクーバル、スキーンズのサイ・ヤング賞コンビらさらに強力な布陣で挑んでくる。「スキーンズとか見ていてゴツいし球も速い。恐怖を感じるけど楽しみ。長打は難しいので日本人の強みでもあるコンタクト能力を生かしバットに当てて塁に出られたら」と対戦に胸を躍らせた。イチローら日本を代表する好打者が務めてきた日の丸の1番にふさわしい技と力がある。(井上 満夫)

 ○…近藤はWBC優勝に貢献し、シーズン開幕に弾みをつけたいと話した。「前回23年大会が終わって、初めて(全)143試合に出られた。きっかけにもなったし、いい成績を出したい」。23年は26本塁打、87打点で2冠王の活躍。「前回のWBCが終わって“もう、お腹いっぱい”と思ってたけど、また連覇に向かっていきたいです」と意気込んだ。

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