ダルビッシュ 侍ジャパンのアドバイザー!世界一連覇へ強力サポート 宮崎合宿合流で調整中

[ 2026年1月28日 03:00 ]

23年、侍ジャパン合宿に参加したダルビッシュ
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 パドレスのダルビッシュ有投手(39)が、3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンのアドバイザーを務めることが27日、分かった。チームから要請を受けて受諾し、2月の宮崎事前合宿に合流予定で日程を調整している。右肘手術のリハビリ中で選手としては出場できないが「生ける教材」が大会連覇を狙うチームに加わる。

 知識や経験を惜しみなく選手に伝える。前回23年大会はメジャー組で唯一、宮崎合宿に参加。精神的支柱として世界一奪還に貢献したダルビッシュが、今度はアドバイザーとして侍に加わる。

 今大会はMLB公式戦と同様に、NPBでは導入されていないサイン伝達機器「ピッチコム」や、投球間の時間制限「ピッチクロック」が採用される。WBC球への対応も含め、宮崎合宿は国内組が慣れるための大切な期間。同ルールの下で戦ってきた経験豊富な右腕だからこそ、注意点や、逆に気にしなくてもいいポイントを伝えることができる。

 09年の第2回WBCは先発から抑えに回り胴上げ投手。メジャー通算297試合は全て先発だが、23年WBCは救援としても献身性が際立った。チームメートには「ちょっと気負い過ぎ。戦争に行くわけじゃない」と戦いに挑む心構えも説いた。緊張でガチガチにならないよう、修羅場を数々くぐり抜けてきた経験からのアドバイス。今回も各選手が普段通りの力を発揮できるような精神的助言も期待される。

 昨年10月に右肘手術を行った際には、井端監督に報告の電話を入れた。選手としては出場できないが、指揮官は当時「長く向こうでやられているので、教えていただけることは教えていただきたい」とサポート役として期待をかけていた。チームから正式な要請を受け、受諾に至った。

 今大会はライバルチームもメジャーのスター選手がこぞって出場予定。メジャーを熟知するダルビッシュだからこそ、対戦相手について有意義な助言を送ることができる。前回大会は自身が主催するなど、投打の枠を超えて食事会に積極的に参加した。チームになじめていない選手の緊張をほぐす役割も担った。選手とは大会後も連絡を取り合い、求められたアドバイスにも応えてきた。

 リーダーとして、アニキとして、存在の大きさは「ダルビッシュ・ジャパン」と首脳陣に感謝されたほどだった。世界一連覇に向け、今回もチームに与える影響力は計り知れない。

 ▽ダルビッシュの23年WBC 1次ラウンドの韓国戦に先発し3回3安打3失点(自責点2)で勝利投手となり「自分が生まれ育った国で大歓声がありがたかった」。準々決勝のイタリア戦は中継ぎで登板し2回2安打1失点、決勝の米国戦では6番手でマウンドに上がり、1回2安打1失点。計3試合に登板し日本の世界一に貢献した。

 ≪「打」では松井秀喜氏が≫宮崎事前合宿は、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏が激励のために訪れることも発表されている。高校時代に甲子園で対戦し、プロ入り後も親交がある井端監督の要請で実現し、指揮官は「アドバイスなどを頂けると選手の励みになる。プラスになることだらけ」と期待している。侍ジャパンに「投打」で強力な援軍が訪れることとなった。

 ≪契約は破棄も「また挑戦する」≫ダルビッシュは昨年10月に2度目の右肘手術を受け、今季は全休でリハビリを行うことが決まっている。24日(日本時間25日)には3年残っているパドレスとの契約を破棄する意向を示し、米メディアが報じた現役引退については否定。本紙の取材に「契約は破棄しますがリハビリは通常通りこなし、投げられる心身の状態になればまた挑戦する」と説明した。今後については本拠地球場でリハビリを行い、春季キャンプにも「少し行く」としていた。

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