三菱重工East・中前祐也が今季から主将に就任 2年ぶりの都市対抗優勝へ「今年、もう1回勝つ」

[ 2026年1月26日 08:00 ]

三菱重工East・中前祐也
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 社会人野球・三菱重工Eastの中前祐也内野手(24)が、今季から主将に就任した。昨年は入社2年目ながら副主将を歴任。浦和学院(埼玉)、中大でもキャプテンを務めてきたリーダーシップを発揮し、チームを2年ぶりの都市対抗優勝へと導く。

 「僕が入った時に優勝して、去年はEast結成以来、一番良くない成績に終わった。良い年、悪い年と続いた中で、今年の成績が一番大事になる。チーム全員がそう思っているので、その思いを体現して、今年もう1回勝つ。強い決意を持って、キャプテンをやらせていただきます」

 史上6チーム(7度目)の都市対抗2連覇を狙った昨季。初戦でNTT西日本に惜敗すると、続く日本選手権は関東代表決定戦で敗れた。入社1年目からスタメン起用されてきただけに、2年間で光と影の両面を経験。真の常勝チームを目指す過程において、今季にかける思いは並々ならぬものがある。

 前主将の矢野幸耶内野手(31)は凡事徹底をグラウンド内外の細部にまで浸透させ、日本一のチームを作り上げた。矢野が残した財産をしっかりと受け継ぎながらも、ブラッシュアップさせることが中前が果たすべき役割の一つ。中でもパワーワードとして設定したのが“日本一のノック”だった。

 「精度を高くというのをキーワードとしてやってきて、浸透しつつも、どこか曖昧になっている部分もあった。僕がやる上でそこを明確にしなければいけないと思い、精度という言葉を日本一に置き換えて、日本一のノックとさせていただきました」

 名将・佐伯功監督はウオーミングアップ、キャッチボール、ノックがいかに大切かということを説き続けてきた。ノックで言えば、個々のプレーにおける一つ一つの精度、全体の連携などが当てはまる。「どのチームと対戦しても、Eastのノックは凄いと思われることが強さの秘訣になる」。試合前はもちろん、日々のグラウンドでの過ごし方から既に勝負は始まっている。だからこそ、中前はシーズンを通して“日本一のノック”にこだわることを決めた。

 「日本一という大きな目標がぶれないように。取り組みや、声かけ、姿勢が自分の強さだと思う。全ての部分で先頭に立って、引っ張っていきます」

 その語り口には、24歳とは思えない落ち着きと芯の強さがある。満を持して、再出発の舵取りを担う。

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